推し活層の約7割がスーパーとのコラボに期待、8割が来店意欲を示す調査結果が公開

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推し活におけるスーパーマーケットコラボへの高い期待と来店意欲が明らかに

マーケティングリサーチ会社の株式会社アスマークは、推し活をしている20~49歳の男女を対象に「推しとスーパーとのコラボの相性に関するアンケート調査」を実施し、その結果を2026年2月26日に公開しました。この調査により、推し活層の約7割がスーパーとのコラボレーションに期待し、約8割が来店意欲を示すことが判明しました。

推し活コラボイベントへの遠征許容範囲は「同一都道府県内」が多数

推しと施設とのコラボイベントにおける遠征可能な最長距離について調査した結果、「電車で片道30分以内のエリア」と「同一都道府県内」がそれぞれ約22%と同率でトップとなりました。
「徒歩・自転車圏内」から「同一都道府県内」までで全体の約55%を占め、「隣接する都道府県内」まで含めると累計で73%に達します。

性年代別で見ると、男性20代は「電車で片道30分以内のエリア」が全体より約15ポイント高く、女性30代は「隣接する都道府県内」が全体より約7ポイント高いなど、差異が見られました。

推しと施設とのコラボで遠征可能な自宅からの最長の距離感

続いて、推し対象カテゴリー別で見ると、「アイドル・アーティスト・K-pop系」以外は「同一都道府県内」で過半数を超えましたが、「アイドル・アーティスト・K-pop系」は「隣接する都道府県内」で過半数を超え、約64%の層が遠方への遠征を許容していることが明らかになりました。

推し対象カテゴリー別 遠征可能な自宅からの最長の距離感

スーパーマーケットとのコラボに高い期待と来店動機

スーパーと最推しのコラボについて、全体の約7割が「コラボして欲しい」と回答しました。性年代別で見ると、女性40代が約59%と全体より約11ポイント低い結果となりました。

そして、推し対象カテゴリー別で「コラボして欲しい」計を見ると、「映画・スタジオ系」が約84%、「マスコット・企業キャラクター系」が約83%、「少年漫画系」が約79%と高い期待度を示しています。一方、「俳優・2.5次元俳優・モデル・スポーツ選手系」は約55%、「アイドル・アーティスト・K-pop系」は約63%と、比較的期待度が低い傾向が見られました。

スーパーと推しコラボの期待度

もしスーパーと最推しがコラボした場合、「行くきっかけになる」と回答した人は全体の81%に上りました。性年代別で見ると、女性30代が全体より約5ポイント高く、男性20代は約7ポイント低い結果でした。
また、推し対象カテゴリー別では、「YouTuber・Vtuber系」や「マスコット・企業キャラクター系」が、全体と比べて「行くきっかけになる」計が5ポイント以上高い来店意欲を示しています。

スーパーと推しコラボの来店動機への影響度

コラボで最も期待されるのは「限定オリジナルグッズ販売」

スーパーと推しのコラボが実現した場合に最も実施して欲しいこととして、「コラボ限定オリジナルグッズ販売」が最も多く、次いで「対象商品の購入や利用でもらえる限定ノベルティ(コースター、ポストカード、ステッカー等)」、「ポップアップストア(期間限定で開設するショップ)」が上位3位となりました。

推し対象カテゴリーによって実施して欲しいことの傾向は異なり、「YouTuber・Vtuber系」では「コラボ限定くじ」が上位に入っています。

スーパーと推しコラボで最も実施して欲しいこと

特に「映画・スタジオ系」では、「ポップアップストア」の実施希望が全体と比べて15ポイントも高い結果でした。

スーパーと推しコラボで最も実施して欲しいこと(カテゴリー別)

本調査の詳細は、以下のリンクからダウンロード可能です。
調査結果のダウンロードはこちら

キャラクタービジネス市場拡大を背景に、スーパーとのコラボに新たな可能性

近年、アニメや漫画、VTuberなどとのコラボレーションは多様な業界で展開され、キャラクタービジネス市場は拡大傾向にあります。2024年度には市場規模が2兆7,773億円に達すると予測されており(参考:キャラクタービジネスに関する調査を実施(2025年))、IP(知的財産)の活用は競合との差別化や新規顧客獲得の重要な戦略となっています。
今回の調査では、生活に密着した施設であるスーパーマーケットと推しのコラボレーションに対する高い期待と来店動機が明らかになりました。これは、日常的な買い物体験に「推し」という要素を加えることで、新たな消費行動を喚起し、集客やブランディングに繋がる大きな可能性を示唆しています。特に、コラボ限定グッズやノベルティ、ポップアップストアといった具体的な施策への高いニーズは、今後のスーパーマーケットにおけるマーケティング戦略において重要な示唆を与えるでしょう。

まとめ

株式会社アスマークの調査により、推し活をしている人々のスーパーマーケットとのコラボに対する期待は高く、約7割がコラボを期待し、約8割が来店意欲を示すことが判明しました。特に「コラボ限定オリジナルグッズ販売」が最も実施して欲しいこととして挙げられており、IPを活用した集客やブランディングの新たな可能性が示されています。

とあるアパート編集部より

今回の調査結果は、スーパーマーケット業界にとって新しい顧客層へのアプローチのヒントとなるでしょう。日常の買い物に「推し」の要素が加わることで、消費者の購買意欲や来店頻度を高める可能性があります。限定グッズ販売やポップアップストアなど、具体的な施策を検討する価値は大いにあると言えそうです。

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