食品コラボフェアが2026年に東京ビッグサイトで初開催
RX Japan合同会社は、食品業界における新たな商品開発を加速させるため、新展示会「食品コラボフェア」を初開催することを発表しました。このフェアは、IPホルダーや異業種企業、飲食店などが食品メーカーと出会い、多様なコラボレーションを通じて新商品を生み出す商談の場となります。2026年6月と11月に東京ビッグサイトで開催される予定です。
多様なコラボレーションを促進する「食品コラボフェア」の要点
「食品コラボフェア」は、JFEX(国際食品・飲料 商談Week)内で新たに設けられる展示会です。食品・菓子・飲料メーカー、飲食店、IPホルダー、異業種企業など、様々な分野の企業が「掛け算によるコラボ開発」を目指して集結します。
出展企業としては、新商品開発やコラボレーションに強みを持つ食品メーカー、OEM/PB開発企業、パッケージ・ラベルメーカーなどが想定されています。来場者は、スーパー・量販店、飲食店、ホテル・商業施設、IP/キャラクター企業、ファッション・コスメなどの異業種企業、広告代理店、自治体などの商品開発・購買責任者、マーケター、経営者などが対象です。
商談内容は、コラボ・共同開発による新商品企画、小売・百貨店向けのコラボ商品の仕入れ・販売など、具体的なビジネス展開に焦点を当てています。


開催の背景にある市場の成長とコラボ定着
このフェアの開催背景には、食品業界における複数の市場トレンドがあります。
食品とIP(キャラクター・アニメ)市場の拡大
アニメやキャラクターの商品化・版権ビジネス(IPビジネス)は拡大傾向にあり、2025年度には国内キャラクタービジネス市場が2兆8,492億円(前年度比102.6%)に達すると予測されています。この中で、「菓子」や「一般食品・飲料品」といった食品・菓子領域は、主要なセグメントとして成長を牽引しています。IPを活用した食品コラボは、消費者の購買意欲を刺激する重要な要素となっています。
ご当地食品市場の回復と成長
土産菓子やご当地菓子の市場は、2025年には3,963億円(2019年比+13.8%)まで拡大が見込まれています。駅ナカ・空港の売場最適化、路線延伸、大型イベント(万博)、インバウンド回復などが市場の回復・拡大を支える要因です。地域資源と食品ブランドのコラボレーションは、「手土産需要」と「自家需要(ご当地感)」の両方を捉え、市場をさらに活性化させる可能性を秘めています。

食品メーカー間のコラボレーションの常態化
「店の味を手軽に」という消費者のニーズが定着し、製造や人手の制約を補う製品設計が進む中で、食品メーカーと飲食店、または食品メーカー同士の共同開発(監修・OEM・PB)が常態化しています。国内の冷凍食品市場は2025年に1兆3,617億円(+4.4%)に達すると予測されており、外食監修やメーカー間の共同開発は、単発の話題作りから「継続的な戦略」へとシフトしていることがうかがえます。
まとめ:食品業界の未来を切り拓くコラボレーションの場
「食品コラボフェア」は、成長を続ける食品市場において、新たな価値創造とビジネスチャンスを追求する企業にとって重要なプラットフォームとなるでしょう。IPや異業種、地域資源との連携を通じて、これまでになかった魅力的な商品が生まれることが期待されます。
展示会は東京ビッグサイトで2026年6月24日(水)〜26日(金)と、2026年11月11日(水)〜13日(金)に開催されます。出展に関心のある企業は、以下の公式サイトから詳細を確認できます。
とあるアパート編集部より
食品業界で「コラボ」がここまで戦略的に注目されていることに驚きました。キャラクターやご当地グルメ、有名店の味など、身近な食品が様々な形で進化していくのは消費者としても楽しみです。このフェアが、食卓を豊かにする新しいヒット商品を生み出すきっかけとなることを期待しています。出展を検討している企業にとっても、大きなビジネスチャンスが広がる場となるでしょう。


