「今後さらに値上げされる」と7割が警戒、広がる“前倒し消費”と“慎重消費”の実態

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値上げへの警戒感が消費者の7割に拡大、前倒し購入と慎重な検討が共存

株式会社システムリサーチが運営する「創作品モールあるる」は、全国の20歳~60歳を対象に「値上げによる行動・意識」に関するアンケート調査を実施しました。この調査により、回答者の7割以上が今後さらなる値上げを警戒しており、実際の購買行動にも大きな影響を与えている実態が明らかになりました。消費者の間では、値上げを意識した「前倒し消費」と、購入を慎重に検討する「慎重消費」の両方が見られます。

7割の消費者が「今後さらに値上げされる」と予測

調査の結果、値上げを意識した際に「今後さらに値上げされると思う」と回答した人は71.0%にのぼり、値上げに対する強い警戒感が広がっていることが分かりました。また、「セールやキャンペーンを確認するようになる」(28.5%)、「在庫がなくなるのではないかと不安になる」(20.0%)といった回答も多く、現在の価格変動だけでなく、将来的な不安が消費者の心理に深く影響していることがうかがえます。

値上げを意識した際、どのように感じますか?

約7割が「今のうちに購入」を経験、前倒し消費が顕著に

値上げを意識して「今のうちに買っておこう」と思い、商品を購入した経験があるか尋ねたところ、「よくある」が19.8%、「たまにある」が48.8%となり、合わせて68.6%の人が「前倒し購入」を経験していることが判明しました。これは、値上げへの警戒感が実際の購買行動に直結していることを示しています。

値上げを意識して「今のうちに買っておこう」と思い、商品を購入したことはありますか?

前倒し購入の対象は「食品・日用品」が圧倒的多数

前倒し購入の経験がある人に、どのような商品でその傾向があるか質問したところ、「食品・日用品」が92.6%と突出して高い割合を示しました。次いで「家電・ガジェット」が26.8%、「ファッション」が16.4%と続きます。この結果から、日常生活に不可欠な商品ほど、値上げ前に購入する傾向が強いことが明らかになりました。

どのような商品でその傾向がありますか?

値上げ時の行動は「早め購入」と「まとめ買い」が上位、一方で慎重な見直しも

値上げを意識した際にとる行動としては、「早めに購入する」(44.5%)と「まとめ買いする」(38.0%)が上位を占めました。これは前述の「前倒し購入」の傾向を裏付けるものです。しかしその一方で、「本当に必要か再検討する」(32.5%)、「他サイトと価格を比較する」(22.5%)、「購入を見送る」(13.3%)といった、支出を慎重に見直す行動も一定数見られました。

値上げを意識した際、どのような行動をとりますか?

すぐに購入しない理由の1位は「本当に必要か分からないから」

値上げを意識してもすぐに購入しない理由については、「本当に必要か分からないから」(44.0%)が最も多く挙げられました。続いて「急いで買うほどではないから」(32.3%)、「予算に余裕がないから」(29.2%)という回答が見られます。値上げへの不安がある中でも、消費者は商品の必要性や自身の予算を考慮し、慎重に購買を判断していることが示唆されます。

値上げを意識しても、すぐに購入しない理由は何ですか?

消費者の購買行動に二極化の傾向

今回の調査結果は、物価上昇が続く現代において、消費者の購買行動が単一の傾向ではなく、複数の側面を持っていることを浮き彫りにしています。将来の値上げを予測し、計画的に購入する「前倒し消費」が広がる一方で、無駄な出費を避け、本当に必要なものかを見極めようとする「慎重消費」も同時に存在しています。特に食品や日用品といった生活必需品においては、家計への影響が大きいため、消費者はより敏感に反応し、賢い消費行動を模索していると言えるでしょう。この二極化された消費行動は、企業にとって価格戦略や在庫管理、マーケティングにおいて考慮すべき重要な要素となります。

調査結果詳細はこちら:

創作品モールあるる公式サイト:

調査から見えた消費者のリアルな心理と行動

本調査により、消費者の7割が今後の値上げを警戒していることが明らかになりました。この警戒感は、「早めに購入する」「まとめ買いする」といった前倒し消費を促す一方で、「本当に必要か再検討する」といった慎重な消費行動も生み出しています。値上げは単なる価格変動にとどまらず、消費者の購買意欲、購入タイミング、商品の選択基準といった「買い方そのもの」に複雑な影響を与えていることが示されました。

とあるアパート編集部より

今回の調査結果は、多くの人が値上げに対して敏感になっていることを改めて示していますね。特に食品や日用品で前倒し購入が多いのは、日々の生活に直結するからこそ、少しでもお得に、安心して確保したいという心理の表れでしょう。一方で「本当に必要か?」と立ち止まって考える慎重な姿勢も増えているのは、賢い消費者行動が進んでいる証拠かもしれません。私たちも、日々の買い物の参考にしたいですね。

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