アソビシステムとORIGINALが日本文化の国際展開に向けた戦略的提携を発表
アソビシステム株式会社とORIGINAL Inc.は、2026年8月4日に資本業務提携契約を締結しました。この提携は、日本のカルチャー・アート・観光・食文化を国際市場で継続的な事業として発展させるための共同基盤を構築することを目的としています。両社の強みを組み合わせることで、海外展開と訪日の両面から日本文化の魅力を世界に発信していきます。
日本文化の国際市場への接続と定着を目指す共同基盤構築
今回の資本業務提携では、以下の3つの主要な取り組みが実施されます。
海外市場における事業基盤の共同構築
日本のカルチャー・アート・観光・食文化が持つ集客力を、継続的な事業へと繋げるための基盤を両社が共同で企画、構築、運営します。ORIGINALが持つグローバルネットワークと事業基盤の設計・運営力に、アソビシステムの企画・プロデュース力と海外市場開拓の経験が組み合わされます。まずは、訪日観光客が増加している欧米豪を中心とする英語圏市場に焦点を当てて取り組みが進められます。
インバウンド・地域創生領域での協業
両社のブランド力、専門知識、そしてネットワークを融合させ、訪日体験の質の向上と地域の国際化に共同で取り組みます。これにより、日本を訪れる人々がより深く地域文化に触れ、その魅力を世界に広めることが期待されます。
共同投資スキームの検討
共同事業のさらなる拡大を見据え、ファンドを含む新たな投資の仕組みづくりが検討されます。アソビシステムは本提携の長期的な推進のためORIGINALへ出資し、戦略的株主として両社の成長を支援する新規プロジェクトを推進していく予定です。

日本の魅力を世界へ、両社の専門性を結集
今回の提携の背景には、日本のカルチャー・アート・観光・食文化に対する国際的な関心の高まりがあります。政府も2030年に訪日市場6,000万人・消費15兆円、2033年までに日本発コンテンツの海外市場規模20兆円という目標を掲げ、コンテンツおよび地域の海外展開を重視しています。しかし、インバウンドでの日本体験や海外イベントで生まれた熱気を、現地で受け止め継続的な事業へと繋げる基盤は、まだ確立途中にあるのが現状です。
アソビシステムは2007年の設立以来、アーティストプロデュースやイベント企画・運営を通じて、日本のカルチャーを国内外へ発信してきました。一方、ORIGINALも同じく2007年に設立され、グローバルメディアブランド「Time Out」の日本版「タイムアウト東京」を2009年から運営し、世界目線で日本の都市と文化の価値を世界へ届けています。両社はこれまで異なるアプローチで日本と世界の架け橋となる役割を担ってきました。
今回の提携により、アソビシステムの持つ企画力と海外市場開拓の経験、そしてORIGINALが「タイムアウト東京」の運営で培ったグローバルネットワークと事業基盤の設計・運営力が一体となります。これにより、世界からの日本文化への関心を「継続発展できる事業」へと転換させる強固な基盤が共同で構築されます。
ORIGINAL Inc.の詳細は以下の公式ウェブサイトで確認できます。
とあるアパート編集部より
今回の提携は、日本の多様な文化を一時的なブームで終わらせず、世界で愛され続ける事業へと昇華させる重要な一歩と言えるでしょう。アソビシステムの持つカルチャー発信力と、ORIGINALのグローバルな視点とネットワークが融合することで、日本の魅力がより深く、そして広範囲に世界へ届くことが期待されます。特に、地域創生への貢献も視野に入れている点は、地方の隠れた魅力を発掘し、世界に紹介するチャンスを広げる意味でも注目に値します。





