〜MUJI BASE OIKAWAに行ってきました〜

どうも、ニックです。
今回は、ちょっと前から気になっていた場所、「MUJI BASE OIKAWA」に行ってきました。
場所は千葉県の大多喜町。山の中にある、元・小学校の廃校をまるごとリノベーションした、無印良品の宿泊施設です。
校舎に泊まるって、テンション上がらない?



そもそも、「校舎に泊まれる」って響き、もう最高じゃないですか?
黒板、音楽室、図工室、家庭科室……子どもの頃の思い出がちょっと蘇るような、あの感じ。
MUJI BASE OIKAWAは、旧老川小学校の教室を、宿泊者や地域の方々が利用できる空間としてリノベーションした施設です。もともとこの学校は大正末期に開校し、現在の校舎は2000年に建て替えられたもの。
その後、2013年に廃校となるまでの13年間、小学校として使用されていました。
当時から児童数の減少が予想されていたため、将来的な廃校も見据えて建てられていたという背景があるそうです。
家族でB棟を貸し切り!5・6年生の教室でおやすみなさい


今回は3家族でB棟を貸し切りで利用しました。
2つの客室と、共用のキッチン・リビング・バスルームに分かれていて、
1室での利用も、棟全体の貸し切りも可能という自由さが魅力。
泊まったお部屋は、元々5年生と6年生の教室だったそうで、
ちょっとしたノスタルジーも感じつつも、設備はちゃんと現代仕様。

洗面台もトイレも2つずつあり、多人数でも快適に過ごせました。
空間のセンスが爆発している



この施設、空間演出はインテリアブランド「IDÉE(イデー)」が手がけているとのこと。
そりゃセンスの塊なわけです。
たとえば…
- 図工室の机やスツール → ダイニングセットに
- 実験器具や調理道具 → リメイクランプに
- 体育館にあったバスケットボール → 壁面ディスプレイに
空間をただ再利用するんじゃなくて、「思い出」と「今」を融合させてる感じ。
こういうリノベ、大好きです。
宿泊スペースには、無印の“うまいやつ”が集結

部屋には、無印良品の食品がずらり!
みんな大好きなカレーも、お菓子も、乾きものも。
「これ食べたかったやつ…!」が机にずらっと並んでる光景、見てるだけで幸せになります。
朝ごはんに、校舎産はちみつ…だと…?
朝食で出てきたのが、敷地内で実際に採れたはちみつ。
養蜂してるってすごすぎませんか?
味は3種類:
- 【4月】山桜蜜
- 【6月】夏みかん蜜(←個人的No.1!👑 )
- 【8月】カラスザンショウ蜜
爽やかで自然な甘みが、焼きたてのパンにぴったり。
もちろん売店でも買えちゃいます👍
MUJI FARMで収穫体験!自然ってうまい。



近くには「MUJI FARM」という農園があり、収穫体験もできます。
今回体験したのは、
- スナップエンドウ
- 絹さや
- そら豆
特にスナップエンドウはその場でかじって驚きの甘さ!
夜は収穫した野菜を調理して、ビールのお供に。これぞ現地の贅沢。
多目的ホールは遊びも撮影もできる場所

校舎の中には大きな多目的ホールがあり、
昼間は卓球やバドミントンで思いっきり遊べます!(道具はすべて無料で貸してくれました)
ちなみにここ、櫻坂46の「静寂の暴力」PVの撮影場所にもなったそうです。
ファンは必見!👀
音楽室で楽器に触れるって、地味にうれしい

音楽室も開放されていて、実際にいろんな楽器に触れて遊べます。
大人が遊んでも楽しいけれど、子どもたちのはしゃぎっぷりが印象的でした。
そして…保健室は、まさかのコインランドリーに

元・保健室はなんとコインランドリーに変身していました。
この場所、老川地区にはそれまで存在しなかった貴重な“生活インフラ”なんです。
特に田舎では“乾燥機”のニーズが高いらしく、地域の方々にも大好評とか。
宿泊機能にとどまらず、地域に根付いた存在になっているのが素敵でした。
職員室は、コワーキングスペースになってます
かつての職員室は、今やコワーキングスペースに。
宿泊者だけでなく、地域の方も利用可能です。
1日利用は1,000円、月額利用は3,000円。
地域目線の価格設定にも、無印のやさしさを感じます。
支配人の野村さんが最高だった件
そして、何より印象に残ったのが支配人の野村さん。
明るくて気さくで、すごく話しやすい方でした!
施設のこと、地域との関係、裏話まで、たくさん教えてくれて、
「こういう人がいるから、MUJI BASE がもっと好きになるんだな」と思いました。
最後にひとこと

MUJI BASE OIKAWA、ほんとに行ってよかったです。
ただの“おしゃれな廃校宿泊施設”じゃなくて、「人と地域と記憶」がゆるやかにつながる場所でした。
校舎に泊まるワクワクも、無印に囲まれるしあわせも、自然にふれる体験も、全部がじんわりと心に残っています。
次に行くときは、また違う野菜の収穫体験が楽しめるかも…🍅
それでは、また✋

- 廃校リノベーションならではの“エモさ”と懐かしさ
- 無印良品の空間デザインと豊富なアイテム
- 地域との接点が豊富な施設設計
- ファミリーやグループでも快適な設計
- 自然豊かな立地
- アクセスがやや不便
- 温泉ではない
- 食事は基本セルフ
- 天候によっては体験の幅が狭まる
- 虫が出るため苦手な人は注意
